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狭山教会は1989年に創立された 約30年の歴史をもつ プロテスタントの教会です。1989年に 狭山市で 開拓伝道をはじめ、現在 約20名の教会員が おります。創立以来、この地にあって イエス・キリストの愛と福音を 伝え続けています。礼拝、祈祷会、その他の集会など、お子さまから大人まで、どなたでもお気軽にお越しください。



次回礼拝
聖霊降臨節第1主日・聖霊降臨日(ペンテコステ)
5月19日(日)10:30
説教「聖霊の賜物」 中田正道牧師
聖書「使徒言行録2章1-11」


2024年5月12日(日)礼拝 アジアエキュメニカルサンデー
説教「ミャンマー 希望の神、平和で満たしてください」 中田正道牧師
聖書「ローマの信徒への手紙 15章13、ヨハネによる福音書 14章27」

2024年のアジア・サンデーのテーマは、「ミャンマー:希望の神よ、私たちを喜びと平和で満たしてください」である。アジアキリスト教協議会(CCA)では、聖霊降臨日の一週前の主日にアジア祈祷日の礼拝として、アジアのキリスト者がアジアの各国、各地域の祈りの課題を覚えて一致の祈りをささげることを勧めている。今年のテーマは、ミャンマーの内戦下での市民が迫害から命が守られ、紛争の終結を一致して祈りと賛美をささげるように呼びかけられている。

今日の聖書のローマの信徒への手紙15章13節には次のようにある。「希望の源である神が、信仰によって得られるあらゆる喜びと平和とであなたがたを満たし、聖霊の力によって希望に満ちあふれさせてくださるように。」と。ここでパウロは、ローマの教会の人々のために、祝祷をしている。パウロは、常に手紙を送る相手教会が、神の祝福を豊かに受けることを願っている。さて、この所でパウロは、神を「希望の神」と呼んでいる。私たちの信じる聖書の神は、何よりも「希望の神」だというのである。「希望の神」というのは、私たちに望みを与える神であるのだから、軍事政権による抑圧と迫害、殺害と人権侵害、残虐行為に苦しむミャンマーの人々を失望させてはならない。と語る言葉と重なるように思える。パウロが確信しているのは、聖書の神に望みを置くなら、それは決して失望に終わることはないという。特にミャンマーのほとんどの子どもたちは学校に通えていない。ミャンマーの将来の希望の一つは、子どもたちが安心して教育を受けることができることだ。そして、紛争で苦しんでいる市民が解放されることだ。アジアに暮らす私たちが、苦難のミャンマーの市民に神の慰めと憐みを祈るように導かれている。

今こそ、復活と命の主イエスは、私たちを暗闇から光へ、死から永遠の命へと導いてくれるから、諦めず、失望せず関心を寄せることが求められている。そして、アジアの各地で差別と抑圧と迫害のなかで苦労しているすべて人々共に連帯の証において、神の平和の業に参加するように勧められている。それが、アジア・サンデーの大事な礼拝の意味なのである。本日、アジアキリスト教協議会の呼びかけで、豊かな礼拝をささげられたことを心から感謝したい。

ミャンマーに真の神の憐みと平和の実現があるように祈っていきたい。そして、このように祈る機会を与えられたアジアキリスト教協議会の働きに感謝したい。アジアの各国に聖霊の一致と神による和解を切に祈りたいものである。




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